生産中にシステムが故障すれば、1分1秒が損失につながります。DE-VAU-GE社では、シリアル、ミューズリー、フルーツバー、エナジーバー、植物由来飲料の包装ラインが、週5~6日、24時間体制で稼働しています。
「新型Alphaへと設備を移行する前は、ほぼ毎日、当社のホットメルト装置のうち1台は、故障していました」と、DE-VAU-GE社リューネブルク工場の故障対応メンテナンスチーム責任者、ヴィタリ・ロクテウ氏は説明します。 「必ずしも同じ機械とは限りませんが、13本の生産ラインのどこかで絶えずトラブルが発生していました。」
既存のConceptのいくつかは、すでに10年間稼働していました。同時に、フルリース契約の更新時期も迫っていました。「新型Alphaへの切り替えには、絶好のタイミングでした」と、Robatech Germanyの営業部長マルコ・ウィレムス氏は説明します。目的は、接着剤塗布工程を、将来を見据え、バラバラであった接着剤メルター装置の機種を統一することでした。
自動充填システムを備えたConcept Stream(左)からAlpha接着剤メルター(右)への入替。
従来のメルターは、用途に応じて2、4、6、または8つのヒーティングホース接続口を備えていましたが、DE-VAU-GE社では現在、6つの接続口を備えた「Alpha S Pro」溶着ユニットで統一されています。これにより、どの包装ラインにも予備機を柔軟に配置できるようになりました。機械の、メンテナンスや交換、そして予備部品の管理、が大幅に簡素化されました。
2025年12月、リューネブルク工場において、計33基の接着剤塗布システムのうち、最初の16基の交換作業が開始されました。特に大きな課題となったのは、生産を停止せずに入替作業を実施しなければならなかったことです。 「もちろん、真っ先に頭に浮かぶのはダウンタイムです」と、故障対応メンテナンスチームの責任者は語ります。「どの機械を、いつ停止できるか? そして、ご希望の時間帯にロバテックの技術者が対応可能か?など、生産部門とスケジュールを綿密に調整する必要がありましたが、結果として、連携は非常にうまくいきました。」
DE-VAU-GE Gesundkostwerk Deutschland GmbH社は、リューネブルクとタンゲルムンデの工場で、主にバー、朝食用シリアル、植物由来の飲料(特にプライベートブランド向け)を製造しています。2026年、同社は生産を中断することなく、包装ラインに設置された44台の接着剤メルターを入れ替えました。
接着剤塗布システムの入れ替え作業には、約4時間が予定されていました。これには、溶融ユニット、ヒーティングホース、アプリケーションヘッドの交換に加え、自動充填システムの一部交換、および既存の包装ラインへのシステム統合、が含まれていました。「すべての納期を守ることができました」とヴィタリ・ロクテフ氏は振り返ります。「そして、作業が立て込んだ際には、ロバテック営業部のニーラント氏までもが手を貸してくれました。彼は積極的に私たちをサポートしてくれました。その姿勢にとても感銘を受けました。」
DE-VAU-GE社は事前に、複数のメーカーを調べて、そして設備入替を検討していました。技術力に加え、長年にわたるパートナーシップと信頼できるサービスが、Robatechを選ぶ決定的な要因となりました。「やはりRobatechは違います。」と、故障対応メンテナンスチームの責任者は強調する。「つまり、サービスが最高水準だということです。私たちにとって、それが何よりも重要なのです。」
Alphaもすぐに彼らの心を掴みました。DE-VAU-GE社の包装ラインの中には、導入から15~20年が経過している装置もあり、その結果、工場内のスペースも同様に限られています。「AlphaがConceptよりもコンパクトであることは、大きな利点でした。」と、Robatechの北ドイツ地域セールスマネージャーであるRainer Nielandt氏は説明します。その他にも、新型メルターの利点として:
技術者がタブレットやスマートフォンからすぐにアクセス可能
特に、メルターの制御パネルをなくした設計は、日々の生産現場において大きな利点となっています。「工場内の運搬車などが溶融装置に繰り返しぶつかり、ディスプレイを破損させていました。それがすぐに高額なコストにつながっていました。」と、故障対応メンテナンスチームの責任者は説明します。「今では、そのような問題は過去のものとなりました。」
2026年4月から、リューネブルク工場では、33台のAlphaが稼働しています。「試運転の際、Robatechのサービス技術者からAlphaに関する30分間の集中トレーニングを受けました」と、DE-VAU-GE社の故障対応メンテナンスチーム所属の電気エンジニア、マーティン・ザッセ氏は語ります。「Wi-Fi、操作、トラブル対応についてです。それ以来、多くの問題をすぐに自分で解決できるようになりました。 当社の技術者たちは大喜びです。タブレットを手に取り、ログインするだけで、すぐに問題箇所が分かります。導入当初、少々問題は発生しましたが、今では全くなくなりました。」
Alphaへの入れ替え作業は、極めて順調に進みました。Robatechのスタッフは、急遽、別のシステムの対応を求められた際も、非常に協力的でした。移行作業は予想よりもはるかにスムーズでした。」
ヴィタリ・ロクテフ
故障対応メンテナンスチーム長、DE-VAU-GE Gesundkostwerk Deutschland GmbH社
設備の入替後、日々の運用において、これまでとの違いが明らかに現れています。それは、接着剤メルターの故障がほぼゼロにまで減少したことです。 「本当に大幅に改善されました」とヴィタリ・ロクテフ氏は述べています。タンゲルミュンデ工場でも、7台の溶融ユニットとバックアップシステムを対象とした設備入替が、まもなく完了する予定です。Alphaは、他のシステムとの統合のために、多数のインターフェースを備えていますが、マルコ・ウィレムス氏は、機械メーカーと、どのようにシステムを接続・連携するのかを、早い段階で確認し合うことを推奨しています。「旧型のConceptはハードワイヤリング(固定配線)されていることが多いですが、Alphaでは最新の通信方法や、システム接続・連携オプションが可能です。お客様のシステムに合わせて、最適なインターフェースをご用意します。」
DE-VAU-GE社による設備リニューアル計画とAlphaへの設備入替— 概要
Alphaへの設備入替は、DE-VAU-GE社にとって技術的にも組織的にも大きな挑戦への一歩でした。しかし、振り返ってみると、結論は明らかです。「入替作業は非常にスムーズに進みました」とヴィタリ・ロクテフ氏は振り返ります。「不満な点は本当に何もありません。切り替えは、私たちが考えていたよりもはるかにスムーズに進みました。」
現在、DE-VAU-GE社は、プラントの稼働率が大幅に向上し、故障の原因箇所が簡単に分かるようになり、最新の制御システムが導入されたほか、メルターの操作時のストレスが著しく軽減される、という多くのメリットを受けています。あるいは、ヴィタリ・ロクテフ氏がDE-VAU-GE社を代表して述べているように:「新しいユニットは、古いものに比べてはるかに多くの利点があります。もし誰かに、どの接着剤メルターを選ぶべきかと聞かれたら、私はまた迷わずRobatech社のものを!と答えるでしょう。」